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セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

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2011年 03月 28日 ( 1 )

大震災後初のダンス公演

66年前の敗戦後以来と言われる惨禍をもたらした東日本大震災から早くも2週間余り。
時が経つにつれ被災地の方々が抱える問題の大きさが次々に明らかになってくる一方で、
破損した原発から漏れ出る放射能が私達に大きな不安を与えています。

そうした中「圧倒的な現実を前に、舞台はいったい何になるのだろうか」と自らに問いかけながら、
土曜日と日曜日、新宅一平君らが新しく結成したグループ「ドドド・モリ」による震災後初のダンス公演が行われました。
私達の日常の何気ない仕草を、これでもかこれでもかと繰り返し打ち出すことで生まれてくる人間の滑稽さ、切なさ・・・。
3.11以後、失速しそうになっている私達に平衡感覚を取り戻させてくれるようなユーモラスな舞台でした。
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先の問いかけに続くプログラムに載せた新宅君たちのメッセージを紹介しておきましょう。
「揺れが始まった時、街は騒然としていました。その時、身の危険よりも、深い悲しみを感じました。
このような状況では、身分もくそもない。警備する警官も、校庭に避難する人たちも、金持ちも貧乏人も。
自然の前では無力で、人のはかなさに胸をえぐられる思いでした。
でも、だからこそ、人は繋がり、なんとかやっていくことができる。せつない、はかない存在であるからこその繋がり。そこに希望があるのだと思います。
集団と個人、内面と外面、現実と非現実、男と女、生きたり死んだり、相反すること、矛盾することだらけですが、そのような状況を丸呑みしたやっていくしかありません。」
                                                    (記:伊藤 孝)




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by sh_offstage | 2011-03-28 01:23 | Comments(0)