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2回目の緊急事態宣言下で客席数を40席と制限して実施した「リンゴ企画~近藤良平『百年作戦』は、20日(土)21日(日)に3回の公演を実施しました。作品はヴィットリオ・デ・シーカ監督の名作映画「昨日・今日・明日」と同じタイトルで、近藤良平の構成・演出・振付でコンドルズの5人とマドモアゼルの5人がコラボして男女のお見合いダンスを見せてくれる舞台となりました。
「ウロウロと人と人は出会いと別れをくりかえし、ある時は強く想いをよせ、ある時は集団として徒党を組み、ある時はふいに撃ち殺してしまう。まるで映画のようだが、人の営みなんてやっぱり映画のようなのだ。人々は100年前もこの後の100年後も同じことを繰り返すだろう。まるで輪舞のように。」(近藤良平)
多彩な音楽が流れる次々と変幻していく男女の出会いやすれ違いのスピード感のある展開に、お客さんも大喜び、笑い声や手拍子も賑やかに時間があっという間に過ぎていったのでした。
21日の午後5時からの3回目の公演はアフタートーク附きのオンラインによる配信も同時に実施し、久々にお客さんを前にしたことから、ダンサーたちも活き活きとしたパフォーマンスをして、「やはりライブっていいなあ」と痛感させられるものでした。
この公演の直前には近藤良平が埼玉の彩の国劇場の芸術監督に任ぜられるというビッグ・ニュースが飛び込んできましたが、これからもコンドルズの誕生の地セッションハウスでもますます創意あふれる企画を実施してくれそうで、コロナ禍の暗雲も吹き飛ばしてくれるような期待がますますふくらむ今年の「リンゴ企画」であったのです。(記:伊藤孝)
相撲力士を日本画の手法で描き続けている木村浩之の展覧会が始まりました。2003年に多摩美術大学卒業以来、お相撲さんの動きに魅せられ、相撲部屋に通いながら描いた作品は数知れず、テレビ中継などにゲスト出演したこともある相撲通です。
会場に入ると62人の力士のお面作品が目に飛び込んできます。眼鏡をかけた顔もあって、ユーモラスなお相撲さんの土俵外での表情が楽しませてくれます。
その他相撲の動きを捉えた墨絵の大作や色彩豊かな作品も多数展示されています。
そして2日目の日曜日には親子連れのお客さんを前に、大きな紙に墨汁で希代の横綱「千代の富士」の土俵入りの姿を描くパフォーマンスを披露、15分ほどで一気に描き切るという離れ業を見せてくれました。
新型コロナウイルスの感染者が増え緊急事態宣言が発令された今ですが、木村浩之展は15日(金)まで開催中で静かな雰囲気の中でご覧いただくことが出来ますので、皆様のお越しをお待ちしています。(記:伊藤孝)
パンデミックに襲われた1年が過ぎ、2021年がやって来ました。
しかし、青空は拡がっていてもコロナ禍の沈潜化は未だしの感があり、私たちを多くの試練が待ち受ける新年になることでしょう。
折しも今年は丑年。パニックに陥ることなく、冷静な気持ちで事態の動きをしっかり見据えて、牛君たちのようにゆっくりと歩んでいかねばと心している1年の始まりです。セッションハウス近くの神社に鎮座している狐の親子が牛君に代わって笑みを送ってくれて励ましてくれています。
セッションハウスは1月4日からオープンします。安全対策も万全にして皆様のお出でをお待ちしています。(記:伊藤孝)
19日(土)に配信した「ダンスブリッジ」伊藤直子監修版のオンライン公演は、3組の“モノガタルダンス”
と題して、コロナ禍の中で模索し続けてきた今年のプログラムは幕となりました。配信したのは、中村蓉と奥山ばらばのソロ作品とマドモアゼル・シネマの5人が踊る3作品。いずれも物語性のある作品の勢揃いで、中身の濃い公演となりました。
最初に登場したのは中村蓉作・出演の『ジゼル』。去年セッションハウスで初演して以来、再演している作品ですが、今回は大幅にリメイクした芝居っけたっぷりの姿で帰ってきました。
「ジゼルのことを考え始めて一年以上経つ。どうして彼を助けたのか、どんな想いでこの世を去ったのか、残された彼に生きる正解はあるのか?考えあぐねて周りを見渡すと、ありとあらゆる出来事に、ジゼルを見つけるようになった。」(中村蓉)
ヴァージニア・ウルフの小説の中の言葉「わたしは。わたしの生は、限りなく遠くへと広がっていく。」のように、力強い動きで見せるダンス物語でした。
続いて登場したのは、奥山ばらば。題して『それでいいの、今は・・・。』と、舞踏で鍛えられたカラダを駆使しながら、これまでとは一皮違うウイスキー好きの男の物語を道化師のようにユーモラスに踊る作品でした。
そしてトリは伊藤直子の振付でマドモアゼル・シネマの5人(竹之下たまみ、蓮子奈津美、中島詩織、秋元麻友子 / 佐藤郁)が、ドイツからは村雲敦子が映像出演して、レパートリー作品『女は旅である』をリメイクして踊るものでした。
フィナーレには3組の出演者が揃い踏み。これで多事多難だった2020年の踊り納めとなりました。
コロナ禍のため今年はオンライン配信公演となった「ダンスブリッジ」は今週の土曜日の伊藤直子監修版で幕を閉じます。この公演には、中村蓉と奥山ばらばのソロ作品とマドモアゼル・シネマの5人が踊る作品の3本立てで多彩な舞台になりそうです。
火曜日の夜テクニカル・リハーサルが行われましたので、その模様をご覧ください。
中村蓉作・出演「ジゼル2020」
リメイクを繰り返して踊ってきた「ジゼル」ですが、今回は大幅に演劇的要素を採り入れて、ジゼルが種も仕掛けもある強い女性となって帰ってきます。本番を見てのお楽しみの「ジゼル」です。
奥山ばらば作・出演「それでいいの、今は・・・」
舞踏で鍛えられたカラダを駆使して、少々滑稽な男の姿を踊ります。ばらば君も「役者じゃのう」と感じる舞台になることでしょう。
マドモアゼル・シネマ「女は旅である」振付:伊藤直子 出演:竹之下たまみ、蓮子奈津美、中島詩織、秋元麻友子、佐藤郁
写真花嫁としてアメリカに渡った女性をテーマにしたダンス物語は、リメイクしながら成長してきたレパートリー作品ですが、今回はぐっと絞りこんでのテンションの高い舞台になりそうです。
フィナーレには3組の出演者が揃い踏み。作品は違っても見事なアンサンブルで舞台の最後を飾ってくれることでしょう。
この公演のオンライン配信は19日(土)の20時からです。ご覧になりたい方はセッションハウスのHPを見て「イープラス」でご予約ください。また「ダンスブリッジ」はクラウドファンディングを実施していますので、皆さまのお力添えをよろしくお願い申し上げます。(記:伊藤孝)
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