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セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

fromstaff.exblog.jp

レベルアップしたUDCアフターズ

UDCアフターズの「ぱられタリウム」が今週末11月17日(土)に迫ってきました。

構成・演出・振付を担うのは竹森徳芳君と井田亜彩美さん。大学卒業後も国内外で活躍しているUDC出身の2人が、今踊りたい仲間たちに声をかけ、結集した10人が3部構成で踊るという趣向です。

昨夜行われた照明・音響の下見を拝見して、大学時代より遥かにレベルアップした作品の構想力とダンス力にびっくり、UDCから飛び立っていった俊英たちの生き生きした姿を見て、嬉しくなりました。改めてトレーニングを怠らず、踊り続けることの大切さを感じさせられた夜でした。作品は見てのお楽しみということで、リハーサル写真は抑え気味でお見せすることを、ご了承ください。
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衣裳などにも工夫をこらしていますが、今はまだ内緒。開けてびっくり玉手箱と、公演までお待ちいただきたく思います。その化粧風景の一端だけをご紹介しましょう。
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土曜日の16時と19時の2回だけですが、ぜひご覧いただきたい舞台です。(記:伊藤孝)
# by sh_offstage | 2012-11-14 04:49 | Comments(0)

近藤良平の新たな挑戦「ブルグミュラー25」公演      盛況裏に終わる

一昨日の土曜日と昨日の日曜日、「リンゴ企画」の新シリーズ「神楽坂とさか計画」の第1弾『ブルグミュラー25』が、3回公演とも満員御礼状態の賑わいで終わりました。

ブルグミュラーとはドイツの作曲家の名前で、ピアノを習った人にはお馴染みの教則本を作った人。その1曲45秒から1分半という短い25曲を集めた教則本にのっとって、曲ごとのイメージを自己流に解釈してダンス化するという前代未聞の破天荒な試みに近藤良平氏が挑戦したのです。
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呼びかけに応えて参加したのは、斉藤美音子さん、森下真樹さんのベテラン・ダンサーに中村蓉さん、中村理君、堀菜穂さんの若手ダンサーと、ドイツ仕込みのピアニストの広沢麻美さん。シーンごとに曲目やブルグミュラーとはなんぞやとの解説の字幕を入れながら、私たち誰しもが日頃の暮らしの中でしているであろう仕草や行動をユーモラスに描いていく25+2の場面が次々の展開していくのですから、面白くないわけはありません。日曜日午後の回にはチビッ子たちも大勢詰めかけ、会場にはそこここで笑い声が聞こえてくる楽しい時間が流れていきました。
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ピアノの教則本をダンス化する、そんなことがあり得るの?と、疑心暗鬼でやって来たお客さんの中には、ブルグ協会(そんな会もあったのですねえ)の人や音楽雑誌の編集者も駆けつけ、聴いて見てみてびっくりで感心すること仕切り、良平氏にインタビューを申し込むという一幕もあったのです。
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良平氏が構想し始めてから1年という作品、でもまだまだ展開していく余地があるとか。今回見れなかった人、そしてもう一度見てみたい人、その想いに応えてくれる日がまたやってくるかも知れません。乞ご期待です。(記:伊藤孝)
# by sh_offstage | 2012-11-05 14:41 | Comments(0)

会場を圧する大版画群、田島直樹展始まる

昨日10月31日からセッションハウスの2Fギャラリー【ガーデン】で、田中直樹さんの銅版画展が始まりました。

田島直樹さんは現在、筑波大学で後進の指導にあたりながら制作に打ち込んでいる版画家。セッションハウスでは2004年以来3回目となる個展です。

彼の銅版画は、船や飛行機、歯車などの無機物と人体や牛、鳥などの有機物が交錯しあう不思議な世界。今回は、19世紀のフランスの版画家シャルル・メリヨンが試みたように、版画の制作プロセスの中で産み出される“ステート”を生かして変容していく版画の複雑性、面白さに挑戦した大作の数々が見どころです。題して「増殖装置」。とにかく一見するにしかずです。版画ってこんなに奥深いものなのか、きっと沢山のイメージを喚起させてくれることでしょう。
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今年、ポーランド・クラコフの国際版画トリエンナーレで受賞した作品の前に立つ田島直樹さん
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この展覧会、11月4日(日)だけお休みで、11月10日(土)まで開かれています。ぜひ覘いてみてください。(記:伊藤孝)
# by sh_offstage | 2012-11-01 02:03 | Comments(0)

今年も「リンゴ企画」の季節がやって来た!

今年もセッションハウスにリンゴの季節がめぐってきました。近藤良平親分の登場です。今年の「リンゴ企画」は去年までの山羊シリーズを終えて、“神楽坂とさか計画”と何やら怪し気な名前で11月3日(土)、新装開店いたします。

この新シリーズの第1弾は、不朽のピアノの教則本「ブルグミュラー」25曲をすべてダンス化してご覧いただこうという野心にみちみちた挑戦作品です。
構成・振付・演出の近藤良平はもとより、イデビアン・クルーの斉藤美音子、各所に出没活躍している森下真樹ら舞台の強者に、将来を嘱望される中村理、中村蓉、堀菜穂の若手が加わっての精鋭部隊。加えてドイツはヴュルツブルク音大のマイスター資格を持つ名ピアニスト・広沢麻美が参戦。生演奏によって、6人のダンサーが25のシーンを次々に構築していくのですから、楽しくないわけはありません。意表をつく多彩な小道具、ユーモラスで豊かな表情で踊る6人衆。リハーサルに潜入、撮影した写真から、その面白さを想像してください。
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この公演、3日(土)は19時から、4日(日)は14時と18時の3回公演ですが、既に3日の19時と4日の14時はソウルドアウト、4日の18時だけが若干残っているだけになっています。今からの方はその回にご予約のほど、お願い致します。(記:伊藤孝)
# by sh_offstage | 2012-10-31 03:59 | Comments(0)

トップスター公演、盛況裏に終わる

昨日行われたトップスターの公演「レディー」は、2回とも満員の盛況となり、地下スタジオに若さいっぱいの空気が流れました。

男性6人に女性3人のダンサーが、寄り添ったりぶつかり合ったりする男女の関係を、時にはパワフルに、時にはコミカルに描いていくシーンが目まぐるしく展開する構成で、観客席から笑い声が聞こえてくることもしばしば。
そして随所にリーダーの望月崇博君のソロ・ダンスもあって、見応えたっぷりの時間が過ぎていったのでした。
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踊りこんでいけば、まだまだ大きく成長していくダンサーたちです。これからの活動も要注目、皆で応援していきましょう!(記:伊藤孝)
# by sh_offstage | 2012-10-29 02:15 | Comments(0)