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セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

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再び人と人の絆の大切さを確認

再び人と人の絆の大切さを確認_d0178431_1742020.jpg先週の土曜日21日は、2月から続いてきた「D-zone」リレーの最後を飾って、三浦香織さんのグループ
公演「カケル」が行われました。
6人のダンサーが群舞を挟んで一人ひとりが向き合うダンスは、先週の鈴木拓朗君とは表現の仕方は異なるものの、人と人との絆の大切さを丹念に伝えていこうという想いが伝わってくる舞台でした。また今年5月は、三浦さんが師事していた野和田恵里花さんが亡くなられてから4年目の春です。そのためか作品には恵里花さんへのオマージュといった感もあり、見る私達にもさまざまなことを想起させる公演となりました。
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先週から人と人との絆について書いていますが、先日朝日新聞に被災者の声として掲載されていた漁師さんのお話を皆さんにも読んでいただきたく思いましたので、ここに転載しておきましょう。
「地震をj経験して改めて家族の絆ってか、大切さが分ったな。いつもいる人が隣にいるってだけで気持ちが穏やかになる。昔はよく頭ごなしに怒ったけど、最近は家族への言葉遣いも優しくなった。オレ漁師だから、一日も早く海が元通りになって、家族と一緒に漁ができる日が来てほしい。」(大船渡市、新沼晃さん)

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# by sh_offstage | 2011-05-23 18:01 | Comments(0)

人と人の絆の大切さを求めて

14日の土曜日、「D-zone」リレー、パフォーマンス・グループ“chairoi PURIN”の公演が行われた。
作品は名づけて「あずき」。「今夜はあずきご飯ですよ」とのかけ声は、家族をつなげるキーワード。
犬も猫もいる11人の一癖も二癖もある家族が繰り広げるユーモラスなシーンの連続に、笑い声が客席のそこここから聞こえてくる楽しい舞台となった。
振付・演出の鈴木拓朗君は演劇畑の出身だけに、その特性を生かした「シアターダンス」ともいえる手法で、昔懐かしい囃し唄なども随所に出てくるテンポのよい展開で観客を魅了した。
お客さんの中には東北の被災地からやってきた人もいて、家族の物語に涙していたという。
それにつけても、大災害で数多くの家族の物語が失われた今、家族の絆、人と人の絆の大切さを改めて痛覚させられるこの頃である。                            (伊藤 孝)
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# by sh_offstage | 2011-05-18 23:31 | Comments(1)

あれから2ヶ月

東日本大震災から2ヶ月、時間の経つのは早いものですが、被災地には難題が山積みであり、それに加えて放射能漏れを起こした福島原発の終息には長い時間がかかると推察されています。

先頃管総理は地震や津波による破壊の怖れのある浜岡原発の運転停止を要請し、原発の存在の是非を問い直す一歩を踏み出したかに見えますが、政財界などからの反発も根強くあって先行きは不透明。
それだけに私達一人ひとりがこれからどのような生き方を選択していくのかをしっかりと見極め、その声を反映させていく方途を見つけていかなければならないでしょう。

私達は震災直後から“チリも積もれば山となる”ということから、
1年間を目安に「ちりつも作戦」と題した義援金募集の活動を続けていますが、これまでに26万円余の寄金(前回210,105円、今回53,737円)が集まり、毎月11日に日本赤十字社を通して被災地に届けています。
この未曾有の体験を風化させないためにも、微力なことであっても被災地の現状へ目を向け続けていく一助になればと思っています。
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そして、この不安に満ちた時だからこそ、いっそう平常心を持って行動することが大切だと思い、私達は節電などに努めながら企画を進めています。

その一方では今は非常時、ダンスや音楽は「不謹慎」「自粛せよ」といった声も聞こえてきて、浅草の三社祭などが中止になるという事態も起きています。
確かに今は非常時、被災地の映像を見るにつけ戦後の焼け跡を思い起こして第二の戦後の感がありますが、放射能との戦いが進行中であるとすると今は戦争中でもあるのです。だからといって先の大戦中に「欲しがりません、勝つまでは」、「贅沢は敵だ」といって、個々の声を抑えつけ、一億一心で総力戦に駆り立てられたような「自粛ファシズム」の愚を再び犯してはならないでしょう。
今起きていることの深意を考えながら、暗雲垂れ込める時代だからこそ暗闇からもがき出る“歌舞音曲”をとの心意気が必要なのではないでしょうか。                               (記:伊藤 孝)










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# by sh_offstage | 2011-05-11 21:49 | Comments(0)

危機の中で生まれる連帯感

ジャン・ローラン・サスポーテスさんが日本にやって来ました。東日本大震災と原発事故が起きたため、滞在中だった香港から一度はドイツのヴッパタールに帰り、情勢の推移を見ていたのですが、このほど決意して来日したものです。

地震と津波のため破損した福島原発から漏れ出る放射能への恐れから、多くの外国人が日本を去り、来日を見合す人が続出、いくつものダンス公演やコンサートが中止となる事態となっています。ヨーロッパなどでは極端な例かも知れませんが、日本中が放射能まみれになっているような情報までが流布しているとのこと。放射能の恐ろしさは原爆体験のある私達日本人には身にしみているはずのものですが、海外の人々のそれを越えたあまりの過剰反応ぶりに接すると悲しくなってきます。さまざまな情報が飛び交っていて、何が正確な情報なのか見極めがつきにくいところがありますが、風評被害などの愚に陥ることなく出来るだけ冷静に情報を分析して“正しく恐れる”ことをしていかなければと思います。

そうした中で来日してくれたジャンさんの決意は、私達にとって大きな励ましになるものですが、先頃伝えられた日本文学研究者のアメリカ人ドナルド・キーンさんが被災者との連帯を示すため日本永住を決意したというニュースも、私達の気持を熱くしてくれるものでした。NHKのインタビューで「外資系の会社が社員を日本から呼び戻したり、野球の外国人選手が辞めたり、『危ない』と言われたりしているが、そういう時にこそ、私の日本に対する信念を見せる意味がある」と語ったというドナルド・キーンさん。

ジャンさんも言わずと知れた日本大好き人間。これからほぼ一ヶ月の滞在で、東工大・世界文明センターでの宮沢賢治企画やコントラバス奏者の齋藤徹さんらとのセッション、スタジオ“いずるば”での「気の道」WSなどさまざまなプログラムに参加、その皮切りとしてセッションハウスで連休中に行われる「神楽坂ダンス学校」にも登場し、5月1日と4日にダンスの基本を教えるWSをやってくださることになっています。そして8月には久々に再演するマドモアゼル・シネマの「東京タンゴ」公演には再び来日し、村長さんの役として出演します。乞うご期待!です。  (伊藤 孝)
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 ジャンさんとプログラム・ディレクターの伊藤直子

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# by sh_offstage | 2011-04-29 00:55 | Comments(0)

さまざまな新学期

4月は新学期、子供たちが新たな気持ちで再スタートする季節です。
しかし、東北の被災地では大津波で大勢の子供たちの命が奪われた上に校舎を損傷した学校も多く、他の学校の教室を間借りするなどしてやっと新学期が始まったようです。教室でお互いの無事を確認して笑顔いっぱいの中に、ふとよぎる亡き友の思い出で涙する子供たち。
家族やクラスメートを失った子供たちの心の内を思うと胸が痛みます。

セッションハウスも4月は子供たちの季節です。
先週の日曜日から一昨日の土曜日と昨日の日曜日まで3日間にわたって
毎年恒例の尾本安代こどもバレエクラスの発表会が開かれ、
3歳から高校3年生までの子供たち69人が元気いっぱいに踊ってくれました。
被災地の厳しい状況とは比べるべくもありませんが、大きく揺れたあの日の体験とその後の不安な日々の連続は、東京の子供たちの心の中にも忘れがたい記憶や傷跡となって残っているようです。
お母さんたちが「地震があってから子供たちの行事が次々と中止になっていたので、バレエコンサートを予定通りに開いてくださってほんとうに良かったです」と語って下さっていたのが印象的でした。   (記:伊藤 孝)
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# by sh_offstage | 2011-04-18 01:48 | Comments(0)