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セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

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新プログラム「アカイクツ」公演の第一弾間もなく

ダンサー自身がプロデュースして競演者を選んで公演を行う新プログラム「アカイクツ」が始まります。その第一弾はダンスの歴史に通じる平田友子によるもので、題して「I am space」。選んだのは自身を含め尾形直子、MILAの女性3人のソロダンスです。

28日、29日の公演を前に先日行われたテクニカル・リハーサルの様子から、「寄り添わず、寄り掛からず。“共に”ではなく、“各々”が、自己の深化と純化に挑む」公演をご想像ください。

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平田友子『緑の医師、蜥蜴、蝶-work for stillness#3-
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MILAfog
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尾形直子『メカニズム』
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公演は28日(土)19時、29日(日)13時、17時の3回です。皆様に3人のダンサーの舞台への向き合い方のそれぞれを目撃していただけたらと願っています。(記:伊藤孝)


# by sh_offstage | 2019-09-27 03:02 | Comments(0)

語りとダンスが融合した「ダンスブリッジ」公演盛況裏に終わる

先の21日(土)、22日(日)に、今年の「ダンスブリッジ」の開幕として松本大樹監修による“声と、踊りと。音読劇場”で2つの作品を上演、3回公演ともに手応えたっぷりの舞台となりました。

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最初の作品は昨年に引き続き、「子どもの本を開こう」と題して松本大樹振付けにより、ドイツ民話の『パイドパイパー』と浜田廣介原作の『ないたあかおに』を取り上げ、6人のダンサーが語りとダンスが一体化した見事なパフォーマンスを見せてくれ、子どもたちも固唾をのんで見入っていました。
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出演:玉川みなみ、玉川さやか、佐藤郁、三橋俊平、横山真依、松本大樹

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「男が笛で語ると、子どもたちにはひと言ひと言、みんな分かった。“聞きなさい笛の音を、風と共に、山の向こうへ帰るのです。”、、、すべての大人はかつては子どもだったのだ。」(『パイドパイパー』より)
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「赤鬼は、僕はおにだけど、でも、村の人たちとも仲良く暮らしていきたいなあと思うのです。そんな赤おにのこころを知った仲良しの青鬼は、自分が悪者になることを申し出ます。」(『ないたあかおの』より)
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休憩をはさみ続いて登場したのは、鯨井謙太郒が74年前に沖縄で一学徒兵として米軍と戦った祖父が残した回想録を語りながら踊る『アカーシャのうた』と題した作品。
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定方まことの朗読の下、鯨井謙太郒のソロ・ダンスを軸にオイリュトミーの野口泉が共演、音楽監督・堅田優衣の指揮によるNema Biesis ensembleの合唱や三線の鯨井絵里加が脇を固めて、物語は進行していきました。
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「身体の細胞には記憶が刻まれている。それは遠い昔話ではなく、幾世の身体をまたぎ、いまも生きいる現在形の歴史だ。1945年、二十二歳で北部沖縄戦を体験した祖父、鯨井巌の回想録を辿っていくうちに、私の血のなかを流れる何かが語りかけてくるのを感じた。この地のなかをへめぐっている細胞組織。その細胞を震わす声を、まだ決着のついていない私たちの宿命に向けて、踊ろう。」(鯨井謙太郒)
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ダンスと語りで舞台芸術のあり様に一石を投じた感のある重量級の2作品の競演だったと思われます。
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松本大樹、鯨井謙太郒が更にそれぞれの方法を今後どのように発展させていくのか、楽しみになってくる公演でした。(記:伊藤孝)












# by sh_offstage | 2019-09-24 03:14 | Comments(0)

ダンスブリッジ「声と、踊りと」音読劇場間もなく

今年も「ダンスブリッジ」の秋がやって来ました。その第1弾を飾るのは、今週末の土曜日と日曜日、朗読とダンスの融合に挑戦する2人の振付家(松本大樹と鯨井謙太郒)による作品の競演です。先日行われたテクニカル下見の映像をご覧ください。

最初の松本大樹作品は、昨年に続いて「CHILDBOOK~子どもの本を開こう」と題して、ドイツ民話『パイドパイパー』と浜田廣介作『ないたあかおに』を松本ら6人が口々に語りながら踊っていきます。

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続いて登場する鯨井作品は、学徒出陣兵として22歳で沖縄での戦いを体験した祖父の回想録を基に、朗読や合唱、三線の演奏、オイリュトミー・ダンサーが周りをかため鯨井自らが踊るものです。題して『アーカーシャのうた』。
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語りとダンスをそれぞれの方法でぶつけ融合していく作品で、見応えのある舞台になりそうです。

公演は921日(土)19時、22日(日)13時と17時の3回あります。ダンスの可能性を追究する振付家の挑戦に是非お立会いください。皆様のお越しをお待ちしています。(記:伊藤孝)


# by sh_offstage | 2019-09-19 02:32 | Comments(0)

静謐な空気が流れた“茎”初単独公演、盛況裏に終わる

昨日17日、D-zoneフェスの第5弾として西沙織が主宰するグループ“茎”の初の単独公演(2回)が行われました。

公演はまず舞台作品の前に今年のd-倉庫での「ダンスがみたい!新人シリーズ17」でオーディエンス賞を受賞した作品『At Last』を海辺で映像化したものを上映することから始まりました。
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その後、闇の中から5人のダンサーが立ち現われ、カラダで静かに語りかけるような時間が流れる舞台となりました。
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作品のタイトルは『less is more

振付・構成・演出・出演:西沙織 出演:内山絵海、清田鮎子、柴田美和、千葉りか子

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「闇に浸った皮膚をそぎ落とし裸になった自我に従う。閉鎖空間で自ら声を出す。」(西沙織)
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カラダの持つ可能性を模索しながら独自の色を生みだし始めているグループです。今後の活動も要注目です。(記:伊藤孝)


# by sh_offstage | 2019-09-17 01:54 | Comments(0)

若い個性が躍動した「ダンス花」公演終わる

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.「シアター21フェス」などからもう一度見たい作品を集めた「ダンス花vol.31」が、昨日14日(土)に行われ、若い個性豊かな5作品で舞台に花が咲きました。プログラム順に舞台写真をご覧ください。

1.仁田晶凱『Spiritual Eternity

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スピリチュアルな楽曲を使ったダンス作品挑戦する作品。舞台にアリス・コルトレーンのLPレコードをかけながら踊りました。
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2.岡本優香・日下部有香『めいめい』
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形がなくはっきりしない、しかし確かに存在する〈たよりないもの〉。あるようでないような確かなそんざい。まじり合う君から君へ。私から私へ。
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3.住玲衣奈『0の中身』
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0の中身はどこにやった?覗けど掴めどなにもない。0の真ん中どこいった?元々そこにはなにもない。
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4.熊谷理沙『ファンタジー』
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世界は目を閉じた。世界は耳を塞いだ。世界は口を噤んだ。世界は永遠に背を向けた。
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5.上田舞香『Endless Falls
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人間は、与えられたこの身体に回路を埋めて、それを壊して、新しく組み替えて、違う言語を取り入れることを、ただ、繰り返す。現象の表れをこの場に捧げる。
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セッションハウス若手ダンサー支援プロジェクトの「ダンス花」は毎年、2月に上演した5作品と今回の5作品の中からベスト賞を選出します。いずれの作品もステップアップしてきていますので、どの作品が受賞するのか楽しみにしていてください。(記:伊藤孝)




# by sh_offstage | 2019-09-15 17:10 | Comments(0)