10月9日(土)と10日(日)に3回の公演を実施した「ダンスブリッジ」の平原慎太郎監修版は、パンデミック下の状況に鋭く切り込む舞台となりました。題して『Too Enough Medium』。
作・振付・演出は平原慎太郎、出演は浜田純平、池上たつくん、大西彩瑛、村井玲美、堀川千夏の5人。不安をかき立てるようなメキシコの作曲家Murcofの重低音を基調とした音楽が響く中、重苦しくも目が離せない時間が過ぎていったのでした。
この公演をご覧なれなかった方、そしてもう一度見たい方は、次の土曜日までアーカイブでご覧になれます。オンラインの見方はセッションハウスのHPでご案内しています。(記:伊藤孝)
セッションハウス毎年恒例の「ダンスブリッジ」。第2弾の平原慎太郎監修版の公演が今週末に迫ってきました。平原振付の作品をカンパニー・オルガンワークスの5人の若手ダンサーが踊ります。題して『Too Enough Medium/瞬間、分、終』。
一昨日火曜日の夜、テクニカル下見が行われ、雷鳴のような音で始める低重音の音楽が鳴り響く中、多彩な動きの連続で表現したダンスは、どこか不安を呼び覚ますような感がして、今の状況を想像させられるような時間が流れていきました。
振付は平原慎太郎 出演は浜田順平、池上たっくん、大西彩瑛、村井玲美、堀川千夏の5人です。
公演は10月9日(土)19時、10日(日)は13時、17時の3回で、10日17時からの回はオンラインでも見ることが出来ます。いろいろ想いが馳せられる公演になると思います。ぜひご覧にお越し下さい。会場にお出でになれない方はオンラインでご覧いただければと思います。オンラインでの見方はセッションハウスのHPでご案内しています。(記:伊藤孝)
有観客+オンラインで実施している「未来ダンスプロジェクト」は、9月24日(金)から26日(日)にかけて日替わりでUDC体験者による3作品が上演されました。大学を卒業しても精力的に踊り続けている若いダンサーたちの創意工夫された舞台が続く3日間でした。
1日目の24日に登場したのは、お茶の水女子大学出身の清水美紗都さんのトリオ作品で題して『Lifein a BUBBLE』。大きなビニールを舞台いっぱいに使ってのパフォーマンスが展開する舞台でした。
演出‣振付:清水美紗都 出演:稲葉由佳利、新名カレン、清水美紗都
続いて2日目の25日に登場したのは、日本大学芸術学部出身の柴田美和さんのデュオ作品、題して『その骨の、体温の』。カラダのさまざまな動きを見せてくれる舞台となりました。
「細胞が止まる事なく体を作り変えていく。この街も。変わりゆくこの時代、この街、この身体。全ては途中にあって、未完成のまま、不確かなものと確かなもの。ただそこに私たちは存在している。」(柴田美和)
そして最後の3日目の26日に登場したのは、京都造形芸術大学出身の宇野愛生さんの作品で、パフォーマー2人のほか映像作家や写真家、書家らが参加して、「夢か現か幻か」」と思わせる不思議な時間が過ぎていきました。題して『死んだ眼は瞬きを求めた』。
演出・振付:宇野愛生 出演:宇野愛生、加藤存美 音楽:SOOZOO 映像:福岡想 写真:藪木七海 書家:雅蓮
3種3様の連鎖で多様な創造のあり方に思いを馳せる3日間でした。これはそれぞれ公演終了後も6日間オンラインのアーカイブで見ることが出来ますので、ご覧になっていな
い方はアクセスして下さい。その方法やセッションハウスのHPでご案内しています。(記:伊藤孝)
今年の「ダンスブリッジ」の第1弾として、笠井瑞丈監修公演が18日(土)と19日(日)に3回にわたって行われ、ダンスと朗読による詩情あふれる舞台となりました。
題して『霧の彼方へ』。
出演は笠井叡氏を筆頭に笠井瑞丈、笠井禮示、浅見裕子、上村なおかの5人の舞踊手と、テキストの朗読で笠井久子夫人とピアノ演奏に島岡多恵子が出演、作中に長男の笠井璽示さんの写真が登場し、多彩な場面が次々と展開していきました。
「私は、霧の中をいつから歩いているのだろうか?前も後ろも見えない。内も外も・・・ない。私がいない。どこ?私はどこにいるの?・・・彼方から、風が吹いてきた・・・
朝、目覚めると、大きな夏の青空が、リウマチで歪んだ私のカラダの内側に、するりと入り、70年前の朝が今日の朝と重なる。」
「困難な時こそ、カラダはそれを克服しようとするチカラを持つものです。そのチカラが作品を生むのです。“恐れるな”前に進もう。母の言葉はチカラ強い。霧の彼方に」(笠井瑞丈)
この「霧の彼方へ」の公演を見れなかった方、再度見たい方は、今週の土曜日までアーカイブでオンライン配信をしていますので、ぜひご覧になって下さい。セッションハウスのHPでその申込のやり方をご案内をしています。
なお「ダンスブリッジ」は第2弾として10月9日(土)、10日(日)に平原慎太郎監修公演を実施致します。12月まであと6つの監修公演を行いますので、コンテンポラリーダンスのさまざまをお楽しみになることが出来ます。ご期待下さい。(記:伊藤孝)
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