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11日(土)、12日(日)に3回の公演をした「リンゴ企画・近藤良平100年作戦」は「日本文化の新発見」として6人の異ジャンルの芸術家(芸人?)が集まって、笑い、笑いの賑やかな舞台となりました。題して「あのときかも知れない」。
構成はお馴染みの近藤良平の下、得意な芸を持つ面子がそろい踏み。6人がセッションハウスのギャラリーに寄り集まってわいわいがやがや、よくもまあこんなシーンを考えだしたものよと、呆れ感心する芸が次々の出てきたのでした。
出演したのはダンスの近藤良平、ギタリストの松本じろ、落語・演劇の古賀今日子、新体操の水上初佳、書道家でコンドルズ・メンバーの安田有吾、サーカスの谷口界でした。
異ジャンルのアーティストが集まって、まるで見世物小屋のような時間が過ぎていきました。さまざまな技を生かして一つの舞台を創る。まさしく「日本文化の新発見」でした。
そうして試みをこれからも続けていたいものとつくづく感じた公演でした。見なけりゃソンソン、今週末までアーカイブで楽しめますので、ご覧になっていない方が是非アクセスしてみて下さい。(記:伊藤孝)
2月4日(土)、セッションハウスの若手ダンサー支援プロジェクトの「ダンス花」の2回公演が行われ、6組が熱のこもった競演を繰りひろげました。今回は久しぶりに韓国からの出演者もあって、国際色のある舞台で賑わったのでした。踊り方もバレエ系あり舞踏系もあり、ジャグリングもありと、コンテンポラリー・ダンスの世界ならではの多彩な舞台となりました。プログラム順に写真でご紹介しましょう。
ジャグラーとボールのコンポジションで描く曼荼羅現象としてのジャグリング。
5.N.motionDance Project(Choi hyo-bin, Nam kyung)「Deeper, Silence」
Iwould like to word that I could not say in movement.
動きで、言えないことをあらわしたい。
17日(土)18日(日)、今年の「ダンスブリッジ」と全ての最後を飾る3組による公演が行われました。題して「3つのヒーロー」。出品したのは黒須育海、笠井瑞丈、近藤良平。それぞれ趣向をこらしたヒーロー像を見せてくれました。
トップバッターは黒須育海で作品は題して「STAND BY」。黒い衣裳で演じたのは自分にとってのヒーロー「サンダーバード」でした。
「テレビ番組<サンダーバード>。2065の近未来世界を舞台に、人びとを救うばく5つの救助用スーパーメカ〈サンダーバード〉を駆使する国際救助隊。それが僕のヒーローだった。
家や基地がガシャンガシャンと形を変え、それぞれの機体が発進する姿には目を輝かせていました。自分の部屋も・・・そんな想像を膨らませた子ども時代。誰かの為に命をかけるって素晴らしい。そんな深く考えていませんでしたが、きっと心の奥底で誰かの為に動く感情が芽生えた気がしています。そんなオレが今・・・」(黒須育海)
私が考える英雄は死を恐れずに信念を貫くこと。死を恐れずにとは、それは死を差し出しでもという意味でもある。そんな英雄たちのために。」(笠井瑞丈)
そしてトリとして踊り演じたのはアルゼンチン生まれの近藤良平。「マリオ・ケンペス」というサッカーの英雄をタイトルにユーモラスな舞台を繰りひろげました。
「小さな頃、僕は野球カードではなくサッカー選手カードを集めていた。スタジアムで初めて見たサッカーは、ブエノスアイレスで数万人の人たちがただただ熱く興奮していた。
奇しくも、この日曜日に2022年ワールドカップの決勝が行われる。それもアルゼンチン対フランス。また、ヒーローが生まれる。」(近藤良平)
こうしてセッションハウスで今年最後の舞台が賑やかに幕となりました。来る2023年も多彩はプログラムが用意されています。乞うご期待です!(記:伊藤孝)
12月3日(土)と4日(日)に3回の公演を行った「ダンスブリッジ」。4弾目となる今回は、「3つの白鳥」と題して、ドビュッシーの「白鳥の湖」を独創的に翻案した色合いの異なるダンスが見れる舞台となりました。
まず先頭をきったのは、宝塚出身の坂井美乃里の「醜い白鳥」でソロによるバレエの舞を見せてくれました。
次に登場したのは振付・山口夏絵、バレエ振付・稲村はるの下、7人のダンサーが参加して群舞による「新・白鳥の湖」。出演:稲村はる、歌川椎子、宮内愛、山口夏絵、井上智子、坂本奈津子、佐々木冬雪が、諧謔な演劇的シーンをまじえた賑やかな舞台となりました。
「加齢に伴いたるんでいくニノウデをあえて盛大に揺らし、ユーモラスな演出とともに等身大の女性の身体性を見せることを試みます。細く華奢なバレエ的身体で踊られるオデットのみが白鳥なのか?という問いを、ルッキズムの横行する現代におけるアンチテーゼとして観客に投げかけます。」(山口夏絵)
そして最後に登場したのは大ベテラン・バレエダンサーの尾本安代。苫野美亜の振付で始めは黒い衣裳で、そして海辺の映像の中白い衣裳になった尾本が静謐な世界を創り出していきました。映像:戸澤徹、渡邊昌代、衣裳:喜多理恵
バレエとコンテンポラリー・ダンスのエッセンスが交錯しあう世界が出現した舞台は笑いと感動に包まれて幕となったのでした。(記:伊藤孝)
26日(土)、27日(日)に3回公演をした「3つのバーチャルリアル」で、3組がクールにして熱のある舞台を創り出しました。
1組目はodd fishの「ONAIR」。振付:小林萌 出演:小林萌、渡邊華蓮 映像:及川菜摘
「オンライン時代の今日、私たちは、誰と接触し、何を食べ、どこへ行ったのか。全てを把握され、記録される。権力による監視には抵抗しつつも、他者に覗かれることに依存し続ける私たちは何を求めるのか。今日も私たちは通じ合える誰でもない誰かと繋がりを探し漂う。監視社会の心地よさ、縛り、娯楽に私たちは空洞を抱えながら依存し、溺れて行く。」(小林萌)
「鳥の目線か、蟻の目線か、誰の目線か、私たち/彼女たちは何者か。触れ合いから織りなされるsuper reflectionな空間をどうぞご高覧ください。」(中屋敷南)
最後に舞台に立ったのはチーム鴨川の「地底2000マイルvol.Ⅵ」。振付:石渕聡、望月崇博 出演:青田潤一、秋元麻友子、阿部絢亮、石渕聡、上橋有希、高田芳徳、望月崇博
「異常気象により危機的状態になった地球。地下世界を彷徨う中学3年の土井と小学6年のディエゴは、教祖様の独裁支配から地底人を解放後も旅を続けていた。果たして今回遭遇するのはいかなるでかいであろうか。2022年秋、満を辞してディオニソス編part1が始まる。」(石渕聡、望月崇博)
初演もありましたが、リメイクを繰り返して発展する作品もあって、今後の展開が楽しみのユニットの競演でありました。これからもご期待を!(記:伊藤孝)
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